ぼくが「うつ」から旅立つ日

辛く苦しいうつ病を克服し、健康・幸福・豊かな人生を送る秘訣をお伝えします。

うつ病や自律神経失調症になるのは、慢性ストレスが原因!

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「あ゛~、ダリなぁ~」(あ~、だるいな~)

「んだが」(そうなんだ?)

『ジブアリ』の生まれ故郷の方言でした。

 

冗談はさておき。

とっても大切な言葉なんです、これが。

 

ひょっとしたら自律神経失調症の前触れかもしれません。

もう自律神経失調症を通り越してうつ病一歩手前かもしれません。

 

あなたにとって普段の疲れが溜まって取れないとしたら。

しっかり休んだのに、カラダがだる~い状態が続いていたら。

単なる身体疲労と思わずに、しっかりと「セルフケア」と「メンテナンス」をしてあげてください。

 

もしかしたら、あなたの身体が悲鳴を上げているのかもしれません。

『疲れを残さないこと!』

どこぞのCMのキャッチコピーのようですが、とても大切なことなんです。

 

今回の投稿のトピックは「ストレス」。

テーマは「うつ病自律神経失調症になる原因」。

人がどのようにしてストレスのまえに倒れていくのかを解説します。 

冒頭に少々生々しい話がありますので、心の状態に自信のない方は読み飛ばしてくださいね。

 

=目次= 

 

1.慢性ストレスとは?

仮にAさん(40代男性)としましょう。

まずは彼の言い分を聞いてあげることにします。

 

「自分の会社・部署で生き残るには、自分の存在を認知してもわないといけない。

そのためには、少しでも他の社員よりも優秀であることをアピールする必要がある。

それには、他人を蹴落としてでも上位のポジションにいることが大事だ!

それが競争社会で勝ち残る原理なんだ!

もしも戦いに敗北したら、敗者の道を歩んでいかねばならない。

だから、理不尽だけど、今回の件は自分が代わりに頭を下げよう。

不条理だけど、今回の提案は甘んじて受け入れよう。

なせなら、自分は崖っぷちに立たされているんだから。」

 

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この人の言っていること、どう思いますか?

結構ネガティブ感でてますよね。

でも、ここではその議論は置いておくとして。

 

Aさんが感じているストレスとは

なんだと思いますか?

 

A:理不尽だけど、頭を下げようと思ったこと

B:不条理だけど、受け入れようと思ったこと

 

Aさんの本意ではないですよね。

Aさんの考えとしては受け入れがたいけど、

よく思われたいから

ここは我慢して受け入れておこう。

 そうでないと後々厄介なことになる。

 

結構なストレスじゃないでしょうか?

 

自分の思考や価値観も、感情も「NO!」と言っている。

その一方で「受けておくべきだ!」という意味不明な論理。 

会社だからといって、思考も感情も「NO!」ということを受け入れるにはかなりの精神的なストレスがかかりそうですね。

でも喉元過ぎれば熱さを忘れる。

話し合いが終わってしまえば、徐々にストレスは治まります。

  

会社に勤務していれば、理不尽だったり不条理だったりすることはよくあることです。

どんなに素晴らしい会社であったとしても、大勢の人が集まって営むわけです。

ですから、そこにはお互いの異なる価値観を尊重しつつ、どう折り合いを見つけていくかが大切になってきます。

時にはこちらも折れることもあるでしょうし、時には断固譲れない時もあるでしょう。

人間関係に多少なりとも問題を抱えていない限り、その類のストレスは意外とあっさり解消してしまうものです。

従って、この類のストレスは慢性ストレスとはいいがたいですね。

 

Aさんにとって深刻なのは

「自分が崖っぷちに立っている」

と思い込んでいることです。

 

恐らくAさんの年齢ぐらいになれば、人員削減を考えないことはないと思います。

Aさんが崖っぷちといっているのは、多分リストラの件なのかもしれませんね。

もしそうならば、何かにつけて「自分は崖っぷちだ、大変だ!」と思っていることになります。即ち、いつも「自分は崖っぷちだ」という不安と焦りで大変に違いありません。 相当のストレスがかかるばかりでなく、ストレスによる自律神経への負荷が過度にかかり、やがて自律神経失調症を起こす可能性が高いでしょう。

ではAさんの例を踏まえ、慢性ストレスが自律神経失調症うつ病の原因となる理由について解説していきます。

 

2.自律神経を知る

2-1.自律神経とは

 自律神経とは、肉体的・精神的な圧力(プレッシャー)を受けた時、その圧力に負けないように反発するため作用する機能をいいます。この「肉体的・精神的な圧力(プレッシャー)を受けたことで心身に変化の起きた状態」がストレスのかかった状態といいます。もし心身の変化がなければ、ストレスのない状態といいます。

2-2.交感神経と副交感神経

 自律神経には、交感神経と副交感神経の機能が備わっています。交感神経は、ストレスを受けた際に心身の状態を活発にして調和をとるように働く機能です。一方副交感神経は、ストレスを受けた際に心身の状態を安穏にするよう働く機能です。交感神経と副交感神経は、ストレスの種類やかかり方によっていずれかの機能が働いて心身の調和を図るように相互作用するようになっています。

 また日中は主に交感神経が、睡眠中は主に副交感神経がそれぞれ働く傾向にあります。それは、交感神経が心身を活発化させる作用があること、副交感神経が心身の疲労を回復させる、病気やケガを治癒させる、などの作用があるためです。

2-3.恒常性(ホメオスタシス)のはたらき

 人にはそれぞれ恒常性(ホメオスタシス)という、心身の状態を常に安定した定常状態に保とうとする機能が備わっています。自律神経は、恒常性(ホメオスタシス)を維持するために働いているといっていいでしょう。恒常性(ホメオスタシス)によって定常状態に維持された心身の状態は最も快適な状態といわれています。当然ストレスは一切かかっていません。

 日中の心身が活発に活動することが優先される状態においても恒常性(ホメオスタシス)は機能しています。 

 

3.自律神経失調症を知る

3-1.健康状態での自律神経のはたらき

 健康状態において、自律神経はどのように作用しているのでしょうか?

 前章で解説したように「恒常性(ホメオスタシス)を維持するように、交感神経と副交感神経が心身へかかったストレスを解消する」ことを目的に作用します。

 もし日中に活発に活動した場合、交感神経も活発に活動しているはずです。そこで心身の疲労を回復させるためにリラックスしたり、入浴や早めの就寝をするなどして、副交感神経が活動できるようにしてあげます。これにより、心身にたまった疲労は回復され、元気に翌日を迎えることが出来るわけです。

3-2.自律神経が機能不全に至るまで

 生活リズムが整った日々を過ごしていれば、日中の活動による疲労は副交感神経が睡眠中に回復してくれます。

 ところが、生活リズムが不規則だったり、活動時間が睡眠時間よりも圧倒的に長かったりすると、自律神経の活動バランスに不調和が発生し始めます。

 最も大切なのは十分な睡眠をとることです。ところが会社での残業が長時間であるなど、活動時間が長時間になるとそのぶん交感神経の作用する時間も長くなります。そのためにいつまでたっても自律神経は交感神経優先の作用となり始めます。そのため交感神経の疲労回復等を行っていた副交感神経の作用する時間が短くなります。更に交感神経の過度のはたらきによって疲労が蓄積されるようになります。一方で、日中は活発に活動する必要があります。そのため余計に交感神経を作用させることとなり、更なる負荷をかけることとなります。

 このように、いつまでも交感神経を作用させるような状態が続くことで、自律神経の調和は乱れ始め、仕舞いには自律神経の機能不全としてさまざまな症状が出始めます。

 特に不眠症には普段から気を配っておくべきでしょう。

 なかなか寝付けない。

 眠りが浅い。

 眠ってもすぐに起きてしまう。

 などといった場合、交感神経優先になっている可能性があります。

 十分休んでいるのに心身疲労が取れない、体調がすぐれない、などといった場合にはクリニックで診察してもらうのがいいでしょう。

 栄養ドリンクやサプリメント等で乗り切る!

 といった簡単な状況ではないのです。

 なぜなら、既にこの時点で自律神経の機能不全は始まっており、悪化させるとうつ病を発症することになるからです。

3-3.こんな人は自律神経失調症に注意

 身体的不調を感じている人(特に不眠を感じている人)

 心身共にアクティブに活動している人(十分休息しているが疲れが取れにくい人)

 生活のリズムが乱れている人(交感神経と副交感神経のパランスが崩れている人)

 日頃から活動に合わせた休息をとれていない人(活動ばかりして休息しない人)

 

 4.まとめ

 生活のリズムを強調することが、実は自律神経の調和のためだったということがよくわかりましたね。

 また、睡眠の大切さについても理解できたように思います。

 自分の過去を振り返ってみました。

 確かに最初は自律神経の機能不全が起きていました。

 そして多少休養したものの焦って復帰してしまったため、回復が中途半端になってしまい結局体調が思わしくない状態となり、結果うつ病を発症。

 いまにして思えば、なぜあの時、あんなにシャカリキになって働いたんだろう。

 もっと自分を大切にしてあげればよかった。

 そう思っています。

 でも、後悔はしておりません。

 なぜなら、うつ病を通じて貴重な気づき・学びを得ることが出来たからです。

 うつ病になったからといって卑下することはない。

 いまはゆっくりと休養するときなんだと割り切って、ストレス・フリーで養生生活を送るようにしましょう。